講演情報
[18p-P02-22]Li0.35La0.55TiO3/Li4Ti5O12界面におけるイオン伝導特性のナノファイバ化による効果
〇(M2)大浦 健太郎1、黒木 雅哉1、小原 雅史1、野見山 輝明1、堀江 雄二1 (1.鹿児島大理工)
キーワード:
全固体電池、イオン伝導性、電界紡糸法
固体電解質を用いた全固体化蓄電池を実現するためには、固体電解質のイオン伝導度が低いことや電極界面での接続が悪いことなどの課題を克服しなければならない。先行研究では、電解液を用いた測定により負極材料Li4Ti5O12(LTO)を電界紡糸法でナノファイバ(NF)化することで、電解液とLTOとの接触面積が増大してイオンの挿入深さが減少し、充放電特性が向上することを示した。そこで本研究では、固体電解質であるLi0.35La0.55TiO3(LLTO)をNFのネットワーク中へ挿入することで反応場を拡大させ、充放電容量やイオン伝導特性の向上を図る。
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