講演情報

[18p-P02-24]水に分散したα-Fe2O3粒子表面のバンド端エネルギーの評価
——大気中光電子収量分光法を用いたアプローチ——

〇木下 真梨子1、柳田 さやか1、染川 正一1、柳 捷凡1、桑原 聡士1 (1.都産技研)
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キーワード:

光電子分光、酸化鉄(Ⅲ)、表面電子状態

水溶液中の微粒子表面は、表面官能基の解離や溶質の分子吸着が起こり、表面電位が変化する。半導体微粒子を水に分散させて利用する光触媒の場合、酸化力、還元力に影響するする価電子帯上端、伝導帯下端のエネルギーは表面電位の変化とともにシフトするため、触媒活性は表面電位に影響を受ける。本研究では、この半導体/水界面のシフトした価電子帯上端のエネルギーを大気中光電子収量分光法により評価する方法を開発した。

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