講演情報
[19a-A33-6]イットリウム鉄ガーネットを母材としたH1型フォトニック結晶ナノ共振器の作製
〇谷口 公太1、北井 達也1、山家 健1、高 思源1、岩本 敏2、太田 泰友1 (1.慶應理工、2.東大先端研)
キーワード:
磁気光学、フォトニック結晶ナノ共振器、イットリウム鉄ガーネット
イットリウム鉄ガーネット(YIG)系単結晶は、室温・光通信波長帯における最も優れた透明磁気光学材料の一つである。YIGを母材としたC6v対称性を有するH1型フォトニック結晶ナノ共振器(PCNs)を形成し、その二重縮退モードを活用することで極小光サーキュレータなどの非相反ナノ光素子が実現できると期待される。しかし、YIGは難加工性でありPCNなどの高度な微小光構造の作製は極めて難しいことが知られている。今回、SiO2上に準備した単結晶YIG薄膜に対して微細加工を行い、空孔半径変調を導入したH1型PCNsの作製に成功したので報告する。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン