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[19a-A34-2]3回対称軸を持ち分子末端にキラル部位を有するディスク状TTF誘導体からなる螺旋らせん組織体の作製

〇廣瀬 史哉1、西原 禎文2,3、南 豪4、芥川 智行5、中村 貴義2,6、帯刀 陽子1 (1.農工大院工、2.広島大院先進理工、3.JSTさきがけ、4.東大生産研、5.東北大多元研、6.北大電子研)
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キーワード:

電荷移動錯体、1次元螺旋組織体、誘導起電力

本研究では、分子末端にキラル部位を有する3回対称ディスク状TTF誘導体を合成した。本分子はアクセプター分子であるF4TCNQと混合することでCT錯体を形成し、この錯体のDMSO溶液をマイカ基板上に滴下することで1次元螺旋組織体が得られることが明らかとなった。この組織体のバルク状態での電気伝導度は、2.3 × 10-3 S/cmであり、半導体的な挙動を示した。また、誘導起電力は最大1.30 mVであった。

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