講演情報

[19a-D62-3]強誘電性ネマチック液晶の相転移における熱拡散率

〇劉 芽久哉1、山崎 亮雅2、亀垣 柊二2、西川 浩矢3、荒岡 史人3、森川 淳子2 (1.産総研、2.東工大、3.理研 CEMS)
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キーワード:

液晶、熱拡散率、温度波熱分析法

強誘電性ネマチックはごく近年報告された新しい液晶で、ネマチックの一種でありながら強誘電性を示し、インピーダンス測定により巨大な比誘電率が観測される。この新しい物質群の物性研究も盛んに進められており、本研究では強誘電性ネマチックにおける熱伝導性、および通常のネマチックからの相転移における熱拡散率の変化を調査する。温度波熱分析法(TWA)は周期加熱に対する試料の周期温度応答から熱物性値を計測する手法で、相転移など動的過程の計測に適用されてきた。本研究では、強磁場下での相転移における熱拡散率変化をTWAにより観測する。

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