講演情報
[19p-A32-10]光周波数ピンセットによる選択的周波数変換
〇平岡 駿佑1、村上 翔一1,2、小林 俊輝1,2、山本 俊1,2、生田 力三1,2 (1.阪大基礎工、2.阪大QIQB)
キーワード:
量子通信、量子ネットワーク、周波数変換
周波数多重化された量子もつれ光子対配送は量子ネットワーク実現の有望な手法であるが、長距離通信には量子中継が必要である。本研究では、特定の周波数モードの光を選択的に抽出する周波数ピンセットの実証実験を行った。PPLN導波路共振器を用い、1540 nmのシグナル光において1581 nmの励起光で特定の周波数ビンの光のみを変換した。励起光の波長を変えることで周波数変換するビンを変更できることも確認し、選択的周波数変換を実証した。
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