講演情報

[19p-D61-2]高線量率場におけるNd 添加Lu2O3近赤外発光シンチレータの応答特性

〇(PC)石澤 倫1,2、黒澤 俊介1,3,4、山路 晃広1,3、吉川 彰1,3,4,5、髙田 卓志6、田中 浩基6 (1.東北大NICHe、2.日本学術振興会PD、3.東北大金研、4.阪大レーザー研、5.(株) C&A、6.京都大複合研)

キーワード:

シンチレータ(高融点材料)、近赤外発光、高線量率場

福島第一原子力発電所(1F)の廃炉作業は、シンチレータ、光ファイバーならびに光検出器からなる遠隔線量計[1]等を用いて、炉内の線量率分布をなるべく正確に把握することにより迅速な遂行が期待される。本研究ではその一環として、融点が2490℃の超高融点材料で有効原子番号が約69 のNd 添加Lu2O3を用いた遠隔線量計の実証試験を、~60 TBqの60Co線源による高線量率場にて行った。さらに、PHITSを用いたシミュレーションによりKUR実験を模擬する応答関数の開発に取り組んだ。本発表ではこれら研究結果の詳細を報告する。

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