講演情報

[19p-P06-26]第一原理計算による(Mn, Fe, Ni)窒化物の磁気特性の理論的考察

〇中村 考志1、梅津 理恵2、石崎 学3、栗原 正人3 (1.産総研、2.東北大、3.山形大)

キーワード:

磁性、窒化物、マンガン

我々はこれまで、多孔性配位高分子を前駆体に利用した窒化法により、窒化鉄ニッケルにマンガンを導入することに成功し、マンガンを全遷移金属元素に対して5~10%添加した時、最も飽和磁化が高くなることを発見し、報告した(第84回応用物理学会秋季学術講演会、発表番号:22a-P01-12、2023年)。発表ではXRD等による構造解析を行ったが、なぜ透磁率の向上の原因が不明であった。
本発表では、第一原理計算によるアプローチから飽和磁化向上の原因を考察したので発表する。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン