[20a-A32-1~11] 8.1 プラズマ生成・診断

9:00 〜 9:15奨励賞エントリー

[20a-A32-1] ドップラー分光によるECRプラズマから放出される水素原子の速度分布関数測定

〇(M2)井ノ口 雄矢¹、和田 元¹、粕谷 俊郎¹ (1.同志社大理工)

キーワード：

ドップラー分光、ECRプラズマ、速度分布関数

クォーツ管外側に，導体リボンをスパイラル状に捲いた構造のECR放電管から放出される水素原子の速度分布関数をバルマーα線スペクトルのドップラー拡がりから測定している．プラズマを局所的に生成しているため，電力供給を行う導体リボンが発熱する問題があり，供給電力のパルス幅を変調する運転方法を採用している．このときの速度分布関数の時間発展を計測する必要があり，放電の安定化が課題となっている．