講演情報

[20a-P03-12]層流制御システムによる出芽ベシクルの局所融合と膜内側方拡散

〇河西 奈保子2、Luo Huan1、湊元 幹太3、中嶋 秀1、加藤 俊吾1、内山 克美1、Mao Sifeng1 (1.都立大院都市環境、2.都立大大教セ、3.三重大院工)
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キーワード:

層流制御システム、脂質膜

一般にウイルス感染は,エンベロープに発現する糖タンパク質によるビリオンの細胞への吸着から始まり,その後ウイルスは,細胞膜への融合あるいはエンドサイトーシスを誘導して細胞内へ侵入する.このような感染機構は多数の細胞を用いて検討されてきたが,単一細胞への感染や感染した細胞が周囲の細胞に与える影響についてはほとんど検討されていない.本研究では,3 本のガラスキャピラリーから成る層流制御システムを用い,ウイルスと支持脂質二重膜の膜融合を局所的に任意の位置に融合させ,膜内の側方拡散について検討した.

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