講演情報

[20p-A25-5]中赤外光誘起超音波分光法による生体組織分析
-角質ファントムの作成と深さ方向解析-

〇(M2)相場 希衣子1、木野 彩子1、松浦 祐司1 (1.東北大院工)

キーワード:

光音響分光法、中赤外分光法、非侵襲血中成分分析

数百 kHz 程度でパルス変調した中赤外光を試料に照射すると,光吸収に伴う熱弾性変形によって試料内部で超音波が発生する.これを検出することにより生体試料表面から中赤外光が侵入する数十µm程度の深さまで測定可能となり,角質を含む部位における非侵襲な血中成分分析への応用が期待される.本報告では,光学ファントムを作成し,試料の深さ方向分析を試みた結果について報告する.

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