講演情報
[20p-A41-5]ダイヤモンド中の鉛-空孔センターの非共鳴レーザによる電荷状態遷移
〇陳 溢暘1、阿部 椋太郎1、谷口 尚2、小野田 忍3、波多野 睦子1、岩﨑 孝之1 (1.東工大、2.NIMS、3.QST)
キーワード:
量子光源、単一光子光源
ダイヤモンド中の鉛-空孔(PbV)は安定した発光と鋭いゼロフォノン線を示すために量子中継器に期待されている。しかし、共鳴励起時に暗状態へ遷移することで発光が消失する現象はよく観察されている。非共鳴の緑色レーザ照射でPbVの発光は回復するが、電荷状態遷移は非共鳴レーザの波長に依存すると考えられる。本研究では異なる波長の非共鳴レーザをPbVセンターに照射することで、電荷遷移に大きな影響を与えることを見出した。
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