講演情報

[10a-A24-2]脂肪族有機スペーサーを導入したペロブスカイト三重項増感剤によるピレン室温リン光の実現

〇江部 日南子1、安部 舞1、濱津 葵2、松井 淳1 (1.山形大理、2.山形大院理工)

キーワード:

ペロブスカイトナノ結晶、三重項増感システム、ピレン室温リン光

ハロゲン化鉛ペロブスカイトナノ結晶 (PNC) を用いた三重項増感系では、高密度なPNC–分子界面の形成が効率的な三重項エネルギー移動 (TET) に重要である。本研究では、脂肪族有機スペーサーであるブチルアンモニウム (BA) を導入した低次元PNCとピレン (Py) の複合膜を作製し、三重項増感特性を評価した。X線回折測定より、BA濃度の制御によってPy–PNC複合界面が形成されることを明らかにした。また、複合界面の形成に伴いPy由来の室温リン光 (RTP) を観測したことから、Py–PNC複合界面の形成がTETおよびRTP発現に不可欠であることを明らかにした。