講演情報

[10p-A31-3]低温域におけるREBCO線材の磁束ピンニングを考慮したIc(B,θ,T)モデルの構築

〇(D)野島 渉平1,2、土屋 雄司1、宮川 健吾1、福島 知樹1、坂上 良介1、羅 珺怡1、高橋 弘紀1、長﨑 陽2、津田 理2、淡路 智1 (1.東北大学金研、2.東北大学工)

キーワード:

超伝導、REBCO線材、臨界電流特性

近年,高磁場REBCOマグネットの設計では,コイルの負荷率や遮蔽電流誘起応力の高精度評価が重要となっている.また,無冷媒冷却や液体水素冷却を用いたマグネット開発の進展に伴い,広い低温域での運転が想定されている.これらの設計・評価には,REBCO線材の臨界電流Ic(B,θ,T)特性の高精度なモデルが不可欠であるが,低温域の広い温度範囲を対象としたモデルは十分に確立されていない.そこで本研究では,低温域の広温度範囲に適用可能なIc(B,θ,T)の定式化手法の構築を目的とした.発表では,フジクラ社製REBCO線材を対象として,複数の磁束ピンニング機構の寄与を考慮した Ic(B,θ,T)モデルを構築し,4.2~30 Kにおける定式化の結果について報告する.