講演情報
[10p-B32-1]ALS患者と歩んだ8年の脳波計測:理論と現場をつなぐ身体拡張BMIへの挑戦
〇荻野 幹人1 (1.東大総合文化)
キーワード:
ブレイン・マシン・インタフェース、身体拡張、神経ダイナミクス
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は随意運動が進行的に失われ,進行すると意思伝達の手段を失う神経難病である。脳波(EEG)を用いたブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は,残存する脳活動から意図を読み出し,コミュニケーションや機器操作の回復が期待される。本講演では,8年間ALS患者とともに脳波を計測してきた現場と,神経ダイナミクスを数理的に扱う理論を紹介し,両者を結ぶ困難と手応え,身体拡張へ向かう展望を述べる。
