講演情報

[10p-C212-7]2 波長可変ヘテロジニアスレーザの高出力化

〇(B)河野 圭紀1、河野 颯眞1、辻下 汐陽1、北 智洋1 (1.早大理工)

キーワード:

テラヘルツ波通信、シンリコンフォトニクス

Beyond5Gをはじめとする将来の無線通信において, 光集積技術に基づいたTHz波生成・制御の手法が注目されている.これまでに我々は,シリコンフォトニクス(SiPh)を用いたヘテロジニアス二波長可変レーザを開発し,広い周波数範囲における差周波数発生と,SiPh光変調器および単一走行キャリア・フォトダイオード(UTC-PD)を用いたフォトミキシングによるTHz波変調信号の生成を実証してきた.しかし,二波長レーザからの出力光強度は25 mW程度にとどまっており,十分なTHz波出力を得るためにはファイバアンプによる光増幅が必要であった.
本研究では,レーザ共振器のQ値を低減することでシリコン導波路内における非線形光学効果の影響を抑制し,二波長可変レーザの光出力および発生THz波の高出力化を試みた.