講演情報
[10p-E201-11]スペーサーにSERS活性分子を使ったSIGN構造の光学特性
〇胡 正騏1、Oguchi Maria Vanessa Balois1、梶川 浩太郎1 (1.科学大工)
キーワード:
表面増強ラマン散乱
表面固定化金ナノ粒子(SIGN)構造は、粒子と金属基板間のギャップにホットスポットを形成し、強いSERS増強が期待される。本研究では、50 nm金薄膜上にABT-SAMを介して80 nm金ナノ粒子を固定し、溶液濃度を変えることで被覆率を制御したSIGN構造を作製した。入射角60°のp偏光斜入射配置で反射吸収スペクトルおよびSERSスペクトルを測定した。被覆率の増加に伴い、Band A(≈520 nm)は増大し、Band B(≈700 nm)は青シフトしてその強度は単調増加とはならなかった。また、作製したSIGN構造においてABT由来の強いSERSシグナルを観測した。これらの結果から、被覆率がギャップモード共鳴の波長と強度を制御するパラメータとなることが示された。
