講演情報

[10p-E311-4]空間電荷制限領域で動作する熱・電界放射の動作機構の解明

〇根尾 陽一郎1,2、成田 徹平2、伊藤 洋輝2、伊藤 大征2、文 宗鉉1,2 (1.静大電研、2.静大工)

キーワード:

空間電荷制限

ガリウムを表面拡散したタングステン電界放射陰極は,放射電流の増加にともないジュール熱によりエミッションエリアのみが局所的に加熱され,その放出機構を熱・電界放射に変化させる.その放射電流は空間電荷制限領域(SCLC)に到達し,長時間の安定した動作を可能とする[1].従来の電界放射はノッチングハム効果の冷却と加熱の反転によりSCLCに到達する事は不可能である.またエネルギー分布を計測した結果,SCLC状態では加速・減速の双方に分布が広がる事が分かった[2].厳密な数値計算による熱・電子放射機構の解析およびParticle-in-cell(PIC)法によるSCLCのエネルギー分布の変化を解析した.