講演情報

[11a-B11-4]全面可飽和吸収層を導入したフォトニック結晶レーザーの
短パルス・高ピーク出力動作の解析

〇竹上 聡一郎1、井上 卓也1、石崎 賢司2、デゾイサ メーナカ1、野田 進2,1 (1.京大院工、2.京大高等研究院)

キーワード:

フォトニック結晶レーザー

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶での大面積共振作用を用いた高出力・高ビーム品質動作可能な半導体レーザーである。このPCSELを用いて、ピーク出力kW以上、パルス幅数十ps以下の短パルス・高ピーク出力動作を得ることが実現出来れば、微細加工用レーザー光源としての活用が期待できる。我々は、これまで、PCSELの短パルス動作の実現手法の1つとして、利得領域内に部分的に可飽和吸収領域を導入する手法を検討しており、直径800 µmのPCSELにおいて、ピーク出力200W級、パルス幅30ps未満の短パルス動作の実証に成功している。今回、出射面積をさらに拡大したPCSELにおいて、よりピーク出力の高い短パルス発振を得るために、積層方向に全面可飽和吸収層を導入した新たな短パルスPCSEL構造の検討を行い、ピーク出力2 kW超の短パルス発振の実現可能性について講演を行う。