講演情報

[11a-C310-12]三角形金ナノ粒子配列に働く光トルクによるマイクロマシンの配向制御

〇(M2)太田 夕暉1、渡邊 柊人1、奥山 浩人3、山口 猛央3、太田 竜一1,2、田中 嘉人1 (1.北大電子研、2.JST さきがけ、3.科学大化生研)

キーワード:

光圧、マイクロマシン

金ナノロッドのような異方性粒子は複屈折性を有するため、直線偏光の光照射により粒子を偏光方向へ配向させる光トルクが働く。最近、光駆動マイクロマシンの精密姿勢制御に向けて、複数のナノロッドを集積化させて複屈折性を高め配向光トルクを増大させるアプローチが報告された。しかしながら、こうしたアプローチは光トルクの増大とともに素子発熱が増加するため応用範囲が限られる。一方、我々は、指向性側方光散乱により金ナノロッドペアに働く面内光圧をナノ空間に精密に配置させることで、素子の数を増やさずに素子間の間隔を広げるだけでマイクロマシンの回転速度を増大できることを実証した 。本研究では、このコンセプトをマイクロマシンの姿勢制御へ展開するため、入射直線偏光角に応じて指向性側方散乱の方向が3方向に変化する三角形金ナノ粒子に働く面内光圧を配置させる全く新しい光配向制御法を提案・実証したので報告する。