講演情報
[11a-E215-5]Si酸化過程における酸素吸着配向の再解釈
〇津田 泰孝1、岡部 優希2、WEN Hengyu2、吉越 章隆1、小川 修一2、髙桑 雄二3 (1.原子力機構、2.日本大学、3.東北大学)
キーワード:
シリコン、酸化、X線光電子分光
Si表面酸化過程においてO2解離により生成するO原子の吸着配向は、これまでO 1s XPSスペクトル解析からins, tri, adの3種類とされてきた。酸化開始後、insが優先的に増加し、triとadは緩やかに増加する。高温・長時間酸化による酸化膜(0.8 nm)では、3本のSi-O結合をもつtriが主成分となっている。これは酸化膜がSi-O-Si結合から構成されることと矛盾する。本研究では、SiO2膜に印加される酸化誘起応力と熱膨張係数の差による熱応力の影響を解明するため、p-Si(001)表面酸化における急冷・急昇温にともなうSi 2pとO 1sスペクトルの化学シフト成分をリアルタイム観察した。
