講演情報
[11p-E217-6]液相プロセスによるスピンラダー化合物薄膜の作製
〇寺門 信明1、米田 修2、須藤 裕之2、吉田 健治2 (1.京大院工、2.トヨタ自動車(株))
キーワード:
スピンラダー化合物、熱マネジメント、スピンコート
スピンラダー化合物とは,電子スピンが梯子状に低次元配列した特異な構造を有する物質群であり,ラダー上で励起されたマグノンによる異方的熱伝導を示すことで知られている.我々は,スピンラダー化合物の中でも高い室温マグノン熱伝導を示すLa5Ca9Cu24O41 (LCCO) に注目し,熱制御材料に関する基礎研究を進めてきた.LCCO膜の作製法としては,スパッタ法やPLD法などの真空成膜プロセスが報告されている.一方,液相プロセスは,前駆体設計,塗布方法,熱分解・結晶化過程を制御因子として扱うことができ,真空成膜法とは異なる材料設計自由度を有する.本研究では,スプレー熱分解法及びPechiniスピンコート法を用いてLCCO薄膜の作製を試みた.
