講演情報

[11p-E310-2]バイオセンシングに向けたアパタイトマイクロドットからの局在表面フォノン制御
-メタセラミックス材料の開発へ -

〇(M2)松村 晃汰1、丁 彦1、依田 秀彦2、松井 裕章1 (1.東大工、2.宇都宮大工)

キーワード:

メタセラミックス

中赤外域は分子振動由来の共鳴ピークを多く含み、分子識別機能を持つバイオセンシングへの応用が期待される。特に、金属系プラズモニックメタ表面を付与した表面増強赤外吸収(SEIRA)デバイスは、微量な生体分子間相互作用の高感度検出を示してきた。一方、赤外域には格子振動のコヒーレント運動に伴う表面フォノン共鳴が存在し、酸化物(ZnO, SiO₂)や化合物(SiC, BN)等で研究が報告されている。表面フォノン共鳴は表面プラズモンより光損失が小さいため、高感度なバイオセンシングへの寄与が期待される。しかし従来の表面フォノン共鳴は単結晶バルクが主な研究対象であった。本研究では、アパタイトセラミックス表面にマイクロドットアレイ構造を付与した"メタセラミックス材料"を開発し、バイオセンシングへ応用することを目的とする。本発表ではアパタイトセラミックスへのマイクロドットアレイ作製及びその光学応答を評価する。