講演情報
[8a-PB1-10]国際的な研究資源循環が生み出す共同研究・教育の萌芽形成におけるURAによる研究支援の実践
〇大河内 絵里菜1、Jalabert Laurent1,2、Houdellier Florent3,4、Cours Robin3、野村 政宏1,2 (1.東大生研、2.LIMMS/CNRS-IIS Univ. of Tokyo、3.CEMES-CNRS、4.DGP-INSA)
キーワード:
研究資源循環、URA、研究力向上
学内外で再活用先が見つからない高度研究機器を海外機関への移送・譲渡により研究や教育へ再活用できれば、国際的な研究資源循環を通じて研究力向上に繋がる可能性がある。本報告では、東京大学生産技術研究所と日仏国際共同研究拠点LIMMSにおいて、廃棄予定であった透過型電子顕微鏡をフランスの研究機関へ移送した事例を紹介する。資産管理、輸出管理、国際物流、現地技術者との連携など複雑な課題に対し、URAが日仏間の橋渡し役として日本側の関係者間の調整や手続きを主導した。その結果、研究設備の国際的な再活用を実現するとともに、新たな研究・教育連携の基盤形成に貢献した。本事例を通じて、URAによる実践的な研究支援が研究資源の有効活用と国際連携の促進を通じた研究力向上に果たす役割を考察する。
