講演情報

[8p-B32-6]太陽光発電関連部材の持続可能性を制約する資源供給リスク

〇本下 晶晴1、Mtibaa Slim1、横井 崚佑1、Islam Kamrul1、前野 啓太郎1 (1.産総研)

キーワード:

資源供給制約、プラネタリー・バウンダリ、持続可能性

太陽光発電(PV)は脱炭素社会の実現に向けた基幹技術として期待されており、今後さらなる導入拡大が見込まれている。一方で、PVモジュールや関連部材の製造には多様な鉱物資源が利用されており、その需要増加に伴う資源供給制約が懸念されている。資源の利用可能性はこれまで主として地殻中の資源量や技術・経済的制約を考慮した可採埋蔵量の観点から議論されてきた。しかし近年では、資源の生産能力、副産物依存性、地政学的リスク、さらには環境制約など、多面的な要因が資源供給の持続可能性を左右することが懸念されつつある。本講演では、PV関連部材を対象として、埋蔵量、生産能力、地政学リスクおよび環境制約の観点から資源制約の可能性について紹介する。