講演情報
[8p-C212-11]パイライトFeS2における電気トロイダル八極子対称性のラマン光学活性
〇菅沼 勇輝1、楠野 楽到1、渡邊 光2,3、大岩 陸人4、森 仁志5、有田 亮太郎3,6、佐藤 琢哉1,7 (1.科学大理、2.北大工、3.東大理、4.北大理、5.東北大金研、6.理研CEMS、7.分子研)
キーワード:
ラマン散乱、フォノン、キラリティ
高次多極子は巨視的な分極や磁化を示さず検出が困難である。本研究では、ラマン光学活性(ROA)を用いて、パイライト FeS₂ における電気トロイダル八極子対称性を直接検出した。EgフォノンモードでのみROA信号が観測され、その符号は隣接する{111}面間で反転し、{001}面では抑制された。これらの振る舞いは第一原理計算で再現され、ROAが隠れた軸性秩序を検出する有効な手法であることを示した。
