講演情報

[8p-F212-8]紫外光誘起ESR信号でみるBaZrO3結晶における低温局所構造

〇秋元 郁子1、原田 果奈1、牧 祐介1、永井 正也2、奥山 勇治3 (1.和大シス工、2.阪大基礎工、3.宮大工)

キーワード:

結晶局所構造、温度変化、紫外光誘起ESR法

立方晶ペロブスカイト構造のジルコン酸バリウム(BZO)結晶は、常圧下で構造相転移をしないことが確認されている一方で、50 K以下で誘電率異常が報告されている。この原因として、酸素欠陥が誘発するZrO6八面体回転による局所構造の変化が推定されているが、局所構造変化は対称性に敏感なRaman散乱では確認されていない。本研究では、光誘起ESR法で電子トラップ状態のスピン状態を観測し、低温領域の局所構造の対称性変化を反映した信号を確認したので報告する。