講演情報

[8p-PA3-19]CNT複合紙を用いたペーパートランジスタへの
セルロースナノファイバー絶縁膜の適用と性能評価

〇林 岳都1、大矢 剛嗣1,2 (1.横国大院理工、2.横国大IMS)

キーワード:

カーボンナノチューブ

カーボンナノチューブは炭素からなる優れた特性を持つ物質であり、広い分野での応用が期待される。CNTは高い電気伝導性および熱伝導性を持つ。また構造の違いによって金属的性質や半導体的性質になるという電気的特性がある。我々は加工が容易で高い柔軟性を持ち、軽量である紙とCNTを複合させることで、“CNT複合紙”を開発している。これを基盤とすることで様々な紙製デバイスの研究開発が可能となる。例えば、金属型および半導体型CNT複合紙を作製し、絶縁膜を組み合わせることで、紙製の電界効果型トランジスタが作製可能となる。前回発表では半導体型CNT複合紙作製時の分散材を4種類選択・比較しCNTペーパートランジスタの作製と、その性能の評価を行った。一方でゲート絶縁膜作製時に普通紙を用いていたため、本研究ではより薄い膜を実現可能なセルロースナノファイバーの適用可能性と有効性の検証を行った。