講演情報

[8p-PA3-5]CNT/Cu複合材料の熱伝導率を支配するCNT直線部長さ

〇結城 昭正1、窄口 叶2、福田 圭基2、古賀 裕章1、橋新 剛1 (1.熊大院先端、2.熊大院自然)

キーワード:

カーボンナノチューブ、熱伝導、シミュレーション

半導体デバイス向けの次世代放熱材料として期待されるCNT/Cu複合材料薄膜の製造技術において、どのような配向状態が悪影響を及ぼすのかを明らかにするために、有限要素法(FEM)を用いて伝熱シミュレーションを実施した。
CNT長さ、CNT湾曲状態、配向、熱伝導率、およびCNT/Cu界面熱伝達率が複合材料の熱伝導率に及ぼす影響を体系的に調査した結果、CNTの有効直線部長さにより、熱的非結合状態と熱的結合状態が決まり、この状態の遷移により、複合材料全体の熱伝導率は大幅に向上することが明らかになった。
この結果は、プロセス開発、分子動力学計算を行う際の指針となる。