講演情報

[9a-A31-4]変分モンテカルロ法を用いた2層ニッケル酸化物における
階層的ペアリング機構に対する理論的研究

渡部 洋1、〇榊原 寛史2、黒木 和彦3 (1.日大生産工、2.鳥取大AMES、3.阪大理)

キーワード:

超伝導体、高温超伝導体、ニッケル酸化物超伝導体

高圧下の二層ニッケル酸化物La3Ni2O7の超伝導ペアリング機構は議論が続いており、弱・強相関の双方を扱える手法による解析が求められていた。本研究は変分モンテカルロ法を用いて二層二軌道ハバードモデルを解析し、大きな層間ホッピングが誘起するdz2軌道のギャップ関数が主導、dx2-y2軌道がそれに追随する階層的なペアリング構造を解明した。得られたs±波対称性はパラメータ変化に対し頑健である。