講演情報

[9a-E204-7]2光子ガンマ線イメージングとPAC解析を統合した生体微小環境可視化技術の開発

〇封 博宇1、巽 俊文4、杉山 暁5、Moh Hamdan6、宮尾 宗太郎4、秋光 信佳4、上ノ町 水紀3、鎌田 圭2、島添 健次1 (1.東大、2.東北大、3.科学大、4.東大アイソトープセンター、5.星薬科大、6.F-REI)

キーワード:

摂動角度相関、核医学イメージング、カスケード核種のDOTAキレート

がんの分子イメージングにおいては、放射性トレーサの集積分布に加えて、細胞内移行後の局所化学環境を評価することが重要である。従来の PET や SPECT は放射性核種の空間分布を可視化できる一方で、トレーサ周囲の pH や分子状態などの微小環境情報を直接取得することは困難である。¹¹¹In は 171 keV および 245 keV のカスケードガンマ線を放出し、その角相関は核周囲の電場勾配により変化する。この性質を利用する PAC 法により、¹¹¹In 標識プローブ周囲の局所化学環境を評価できる可能性がある。本研究では、HER2 認識モジュールを用いた ¹¹¹In 標識プローブの細胞内移行に伴う PAC 信号変化を評価するとともに、DPECI と PAC 解析を統合した新しい多モダリティイメージング手法の開発を目指す。