講演情報

[9p-B32-1]開催趣旨

〇松下 祥子1、柴田 恭幸2、高尻 雅之3 (1.科学大 / elleThermo、2.海洋大、3.東海大)

キーワード:

熱エネルギー変換、低品位熱利用、非平衡熱力学

近年、環境温度の時間変化からエネルギーを取り出す系、熱勾配を自発的に生成する系、さらには分子や半導体中の熱励起キャリアを利用して化学反応を誘起する系など、従来とは異なる新しい熱の利用方法が提案され始めている。これらに共通する特徴は、比較的低温の熱を利用できる点にあり、熱エネルギーを吸収して発電を行うだけでなく、場合によっては冷却効果を伴う現象も報告されている。
本シンポジウムでは、このような新しい熱エネルギー変換の学理の構築を目指し、非平衡熱力学、電気・電子、材料科学、化学など多様な視点から議論を行う。応用物理学会の特徴を活かし、分野横断的な議論を通じて本現象の理解を深めるとともに、今後の研究展開の方向性を総括する。