講演情報

[9p-S1-3]原子層物質の誘電応答と超流動応答

〇田中 未羽子1、青木 俊太1、Ahad Abdul1、佐藤 憩1、Ou Hao2、Pradhan Itishree1、Tu Ngoc Han3、Chen Yangsong1、石井 智博1、渡邊 賢司4、谷口 尚4、山本 倫久3、橋坂 昌幸1、蒲 江2、小川 直樹3、井手上 敏也1 (1.東大物性研、2.科学大、3.理研、4.物質材料研究機構)

キーワード:

原子層物質、磁性、超伝導

原子層物質は、異種材料との積層やゲート電圧による制御など、多様なパラメータを精密に操作できるという特長を持ち、凝縮系物理の研究における理想的なモデル系の一つとなっている。しかし、その体積が極めて小さいため利用可能な測定手法は限られており、これまでの低エネルギーの測定はDC抵抗測定に集中してきた。
本講演では、原子層磁性絶縁体に対して界面分極を直接的に測定することで界面電気磁気効果を定量評価した研究、高周波測定による原子層磁性体の磁気ダイナミクスの観測、及び原子層超伝導体の超流動スティッフネス測定と異方性の研究などを例に、抵抗ではなくキャパシタンスやインダクタンスを測定することで新たな情報量が得られるという一連の研究を紹介する。