[I-21]S字型ラッピングワイヤ及びケーブル送気乾燥システムを併用した吊橋主ケーブルの防食効果
〇薄井 稔弘1、角野 充1、馬詰 大地1(1.本州四国連絡高速道路株式会社)
キーワード:
S字型ラッピングワイヤ、ケーブル送気乾燥システム、開放調査、外観目視調査、めっき厚さ、付着有害物質
来島海峡大橋では,気密性を保つことのできるS字型ラッピングワイヤシステム及び建設時よりケーブル内部に乾燥空気を送り込んで腐食を抑制するケーブル送気乾燥システムを採用している.供用後20年に主ケーブルの防食効果を確認するため,ケーブル開放調査及びケーブル内湿度の雨天連動の影響確認を行った.その結果,10年前と比較して素線の外観変状は進展しておらず,付着有害物質も極めて微量であり腐食の可能性が小さいことを確認した.また、湿度も継続して低い値を示し雨天連動は大雨時を除いて見られなかった.これらのことから,ケーブル防食システムによる防食効果が十分に機能していることを確認した.
