[I-34]固有振動数を利用した交点クランプを有するケーブルの張力推定手法の改良
〇高鶴 憲正1、古川 愛子1、鈴木 実2(1.京都大学、2.神鋼鋼線工業(株))
キーワード:
ケーブル、張力推定、交点クランプ、固有振動数、回転ばね
ニールセンローゼ橋はケーブル構造物であり,施工・維持管理する上でケーブル張力が設定張力を満足しているか確認する必要がある.現行では交点クランプを取り外し,高次振動法を各ケーブルに適用することで張力を推定しているが,交点クランプの取り外し・取り付けには多くの労力や時間がかかる.そこで山田らは交点クランプを取り付けたまま2本のケーブルの張力を同時に推定する手法を提案したが,両端を単純支持と仮定したため良い結果が得られなかった.本研究ではケーブル両端が回転ばねであるとして新しい手法を提案し,山田らの手法より推定精度を向上させることを目的とする.実験を通して新しい手法が妥当であることが確認できた.
