第24回応用力学シンポジウム
2021年5月14日〜5月15日オンライン開催
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[S01B-02]弾性波動場への軟化子を用いたくりこみ理論の展開と実装
*丸山 海航1、東平 光生1(1. 東京理科大学)
キーワード：
散乱逆解析、点散乱源の相互作用、くりこみ理論
波動散乱解析において，散乱体の空間スケールが扱う波動の波長に比べ非常に小さい場合は散乱体は点散乱源とみなされる．Born近似は点散乱源によって影響を受ける波動場の表現を単純化するために有効なツールであることはよく知られているが，Born近似を適用しない場合は点散乱源の相互作用による発散の問題が発生する．本論文では軟化子を用いてくりこみ理論を展開し発散の問題を解消する．また数値解析を行うことにより有効性を確かめることを目的とする．