[S01C-04] 樹木のテーパー形状が限界高さに与える影響 | 第24回応用力学シンポジウム

第24回応用力学シンポジウム

2021年5月14日〜5月15日オンライン開催

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[S01C-04]樹木のテーパー形状が限界高さに与える影響

*金浜瞳也¹、藤村高憲¹、佐藤太裕¹(1. 北海道大学)

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キーワード：

樹木、構造特性、テーパー、自重座屈、限界高さ

樹木はそれぞれの生存環境に対して的確に順応し，高く大きく成長する能力が求められる．そのため，樹木の形態は様々な力学的合理性を秘めており，その形態や成長則を構造力学的な視点から明らかにすることは，既成概念からは生み出すことのできない革新性と合理性を有する新たな製品や構造概念の創出を可能にすると考えられる．
　本研究は，テーパーを有する樹木の自重座屈に対する限界高さの理論解を導出し，樹木がテーパー形状をとる意味を理論的に明らかにすることを目的とする．本研究により，任意のテーパーを有する樹木に適用可能な限界高さの理論解が導出された．本研究の理論解はFEM解析によりその妥当性が確認されており，テーパー形状の力学的合理性を理論的に示すものである．

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