[S02A-07]発電性能を有するRIMDの道路橋への適用に関する解析的検討
三浦 奈々子1、*深田 宰史2、富岡 佐和子3(1. 京都工芸繊維大学 機械工学系、2. 金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系、3. 株式会社 安藤・間)
キーワード:
慣性質量ダンパ、環境発電、橋梁振動
本研究ではこの発電性能を有するRIMDを道路橋へ適用した場合,大型車両1台走行により橋梁の減衰性能および発電性能がどの程度得られるのか解析的な検討を行った.その結果,RIMDを道路橋へ設置することにより,TMD単体よりも軽量化でき,大きな減衰性能を付加できることが明らかとなった.また,大型車両1台走行(60km/h走行)によるRIMDから得られる発電性能を調べた結果,ギア比4とした場合,最大で0.6V程度の起電力が見込まれる結果となった.
