[S02E-06]オイラー型有限体積法による骨折予防床の構造-流体連成解析
*西口 浩司1、勝又 稜平1、嶋田 宗将2、干場 大也1、加藤 準治1、平山 洋介3(1. 名古屋大学、2. 神戸大学、3. 株式会社Magic Shields)
キーワード:
流体-構造連成解析、有限体積法、大変形
本研究では著者らが開発してきたオイラー型有限体積法に基づく構造-流体連成解法を,大変形を伴う骨折予防床の構造-流体連成解析に適用することを検討する.ただし,著者らの既往の手法は,構造と流体の質量密度が同一であり,かつ構造と流体の界面近傍が連続的な速度場である問題への適用に留まっている.そこで本研究では,構造と流体の間で質量密度差および速度場の不連続性がある問題でも安定に計算するための手法を提案し,大変形を伴う骨折予防床の構造-流体連成解析に対する有用性を検証する.
