セッション詳細

ランチョンセミナー16
「アルツハイマー病連続体と血液バイオマーカー」

2026年11月15日(日) 12:05 〜 12:55
第2会場(つくば国際会議場 1F 大会議室101+102)
座長:三村 將(慶應義塾大学予防医療センター)
共催:日本イーライリリー株式会社 研究開発・メディカルアフェアーズ統括本部

【概要】アルツハイマー病(AD)は症状が出現する20年ほど前から病理学的変化が始まると考えられており、認知機能が保たれている病期(プレクリニカル期)から症状が進行するまでを連続的に捉える概念、AD continuum(アルツハイマー病連続体)として理解されるようになってきた。ADの病態として想定されるAβカスケード仮説では、より早期での治療開始がより効果をもたらす可能性があり、顕性遺伝性AD観察研究等のバイオマーカーデータは支持的な結果を示す一方、孤発性ADでは進行様式が様々であることも知られている。
近年、血液バイオマーカーの進歩により、認知機能が保たれた段階でのAD病理検出が可能となった。しかし国内外のガイドラインでは、症状がない病期でのバイオマーカー検査は現時点で推奨されていない。
本講演では、まずAD continuumについて概説し、続いてプレクリニカルADに関する最新のバイオマーカー研究とその臨床的課題を解説する。

[LS16-1]AD continuum アルツハイマー病連続体:アミロイド病理から臨床症状出現まで

新美 芳樹 (東京大学医学部附属病院認知症共生社会創成治療学)

[LS16-2]血液バイオマーカー研究の最前線と臨床実装の課題

春日 健作 (国立長寿医療研究センター診断イノベーション研究部)