セッション詳細
シンポジウム20
「抗Aβ抗体薬治療の現状・課題と今後の展望 ― 臨床の現在地とその先へ ―」
2026年11月14日(土) 8:50 〜 10:50
第2会場(つくば国際会議場 1F 大会議室101+102)
座長:井原 涼子(東京都健康長寿医療センター健康長寿イノベーションセンター臨床開発ユニット)
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院認知症共生社会創成治療学/早期・探索開発推進室)
新美 芳樹(東京大学医学部附属病院認知症共生社会創成治療学/早期・探索開発推進室)
【概要】抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬の上市から約3年になろうとしている。多部署を巻き込む施設の立ち上げ、共同意思決定の必要性、地域ごとに特色を持った地域連携の構築、抗Aβ抗体薬2剤の選択、18か月以降の長期継続投与の是非、とおよそ半年単位で抱える課題は変化してきた。臨床現場では目前の課題に対処することで精一杯になりがちだが、一旦立ち止まって抗Aβ抗体薬治療の現在の立ち位置を確認し、今後の展望を見据えることを目的に本シンポジウムを企画した。前半で、ハイボリュームセンターにおける抗Aβ抗体薬診療の実際やそこから見えてきた課題、そして全国規模の医療機関あるいは患者・家族のアンケート調査から浮き彫りになった課題についてご発表いただく。後半では、アルツハイマー病の基礎研究者の視点から抗Aβ抗体薬治療をどう見ているか、またどのような治療戦略が考えられるか、そして現在進行中の抗Aβ抗体薬を用いた前臨床期アルツハイマー病の予防的介入の展望について整理する。現在抱える課題を整理し、抗Aβ抗体薬が目指す将来につなげられるかどうか、ディスカッションする機会となれば幸いである。
[SY20-1]抗Aβ抗体薬診療の入口・治療・出口 ― DMC外ハイボリューム施設から
佐藤 恒太 (脳神経センター大田記念病院脳神経内科)
[SY20-2]抗Aβ抗体薬の課題~専門医向けアンケートの結果から~
新美 芳樹1, 佐藤 謙一郎1, 五十嵐 中3, 岩田 淳4, 春日 健作5, 東 晋二6, 山中 克夫7, 根本 清貴2, 新井 哲明2 (1.東京大学大学院医学系研究科認知症共生社会創成治療学, 2.筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学, 3.東京大学大学院大学院薬学系研究科, 4.東京都健康長寿医療センター, 5.国立研究開発法人国立長寿医療研究センター国立研究開発法人国立長寿医療研究センター認知症先進医療開発センター診断イノベーション研究部, 6.東京医科大学茨城医療センターメンタルヘルス科, 7.筑波大学人間系)
[SY20-3]抗Aβ抗体薬の患者・家族調査から見えてきた抗Aβ抗体療法の課題
冨本 秀和1,2, 松山 裕文1 (1.三重大学大学院脳神経内科, 2.済生会明和病院)
[SY20-4]前臨床期アルツハイマー病に対する発症前介入の展望
井原 涼子 (東京都健康長寿医療センター)
[SY20-5]基礎研究者から見た抗Aβ抗体療法の現状と今後の展望
齊藤 貴志 (東京大学医学部神経病理学)
