セッション詳細
イブニングセミナー2
「高齢者の不眠と過眠、その背景にある心理-社会-生物学的な問題」
2026年11月13日(金) 18:05 〜 18:55
第3会場(つくば国際会議場 2F 中ホール200)
座長:根本 清貴(筑波大学医学医療系臨床医学域医療情報マネジメント学・精神医学)
共催:塩野義製薬株式会社
【概要】高齢者の睡眠医療では総睡眠時間の短縮や睡眠維持能の低下に目が向きがちだが、午睡の増加は見落とされやすい。とりわけ認知症では原因を特定しがたい不眠と過眠が併存し、睡眠が昼夜に分散する。背景には日中の覚醒度低下があり、睡眠覚醒を制御する神経核の器質的障害に加え、意欲低下やデイケア等での過ごし方といった心理・社会的要因が関与する。近年、日中の眠気がアルツハイマー型認知症の発症リスクとなることが示され、睡眠薬やグリンパティックシステムとの関連も注目される。本講演では高齢者の不眠と過眠を心理-社会-生物学的視点から捉え直し、昼夜双方の睡眠評価に基づく治療戦略を概説する。
[ES2]高齢者の不眠と過眠、その背景にある心理-社会-生物学的な問題
三島 和夫 (秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座)
