セッション詳細
企画運営委員長企画パネルディスカッション2 復職・就業措置の判断に難渋する事例検討会 2:一筋縄には行かない様々な産業医の判断、あなたならどうする
2026年5月29日(金) 15:50 〜 17:50
第1会場
座長: 坂田 晃一(トヨタバッテリー株式会社 基盤本部), 上原 新一郎(株式会社上原産業医事務所)
【この企画の背景と目的】
「復職支援・就業上の措置」は産業保健活動における重要テーマの一つである。産業医及び産業保健スタッフは、日常的に疾患を有する労働者から復職可否や就業上の措置に関する相談を受け、判断を求められる。しかし実際の現場では、症例ごとの多様性や不確実性に直面し、判断に悩む場面も少なくない。近年は医療の進歩により治療方法が多様化し、同じ疾患でも治療内容や治療効果には個人差がある。そのうえ、従事している業務を加味すると、就労可否や就業措置の判断は一律なものではない。従業員の就労意欲に加え、医学的情報や業務内容を総合的に考慮した柔軟な判断が求められる。すなわち「唯一の正解」ではなく、職務適性や安全配慮をどのように考えるか、その姿勢やプロセスが重要となる。医療においては、自らの判断結果を振り返り、次に活かすことが不可欠であり、産業保健の現場においても判断を個人の経験に閉じず、症例カンファレンスや相談体制を通じて共有・検証する仕組みが必要である。本セッションは、こうした実践の場を学会に持ち込み、参加者全員が共に考え、議論し、学び合う機会として企画した。
【主なターゲット】
・若手の産業医、経験の浅い産業医・産業保健スタッフ
・日常業務で困難事例に直面している産業医・産業保健スタッフ
・復職可否や就業措置に関する相談を担う保健師、看護師、ほか産業保健スタッフ
・若手の指導に関心・意欲のある産業医
【方法】
本セッションでは、メンタルヘルス関連疾患を除く複数の症例を提示し、症例ごとに以下のような段階的な検討を行う。フロアの方には症例は学会会場にて提示する。
1.関連のある疾患に関する基本的情報を共有する。
2.検討する事例を提示する。
3.登壇する各産業医が自分の従事している事業所を想定して、事業場の背景や業務内容などからどのように考えるかを発表してもらう。
4.追加の情報を提示し、あらたな展開に対してどのように考えるかを発言してもらう。
5.最後に、復職や就業措置の判断根拠や考え方について議論する。
ファシリテーターが議論をリードし、壇上およびフロアからの質問や意見を取り入れる。判断における姿勢や意思決定プロセスを共有する。
【このセッションで想定される期待】
討論を通じて、以下の視点が共有されることが期待される。
・疾患特性、治療法、個人差を踏まえた現実的な就業配慮(治療と就労の両立)
・限られた時間で産業医が判断をする工夫(専属常勤産業医と月1 回程度の嘱託産業医の違い)
・上司や人事との合意形成に必要な説明・調整のポイント(大企業・中小企業における対応の違い)
・労働者本人の意欲や就労条件と医学的リスクの両立(業務内容に応じた判断)
・保健師・看護師を含むチーム連携のあり方(産業保健スタッフの有無による対応)
・「唯一の正解」を求めるのではなく、多様な視点を比較し合うことの意義
【登壇予定者】敬称略
岡田 優基 (医)正名会 池田病院
坂本 史彦 センクサス産業医事務所 IOH 総合メディカル(株)
島田 航 神栖産業医トレーニングセンター
武田 康 川崎車両(株)
友永 泰介 産業医科大学 生態科学研究所 呼吸病態学
西尾 仁 川崎車両(株)
原田 秀人 りそな銀行
原田 みりい トヨタバッテリー(株)
松山 和史 阪急電鉄(株)
「復職支援・就業上の措置」は産業保健活動における重要テーマの一つである。産業医及び産業保健スタッフは、日常的に疾患を有する労働者から復職可否や就業上の措置に関する相談を受け、判断を求められる。しかし実際の現場では、症例ごとの多様性や不確実性に直面し、判断に悩む場面も少なくない。近年は医療の進歩により治療方法が多様化し、同じ疾患でも治療内容や治療効果には個人差がある。そのうえ、従事している業務を加味すると、就労可否や就業措置の判断は一律なものではない。従業員の就労意欲に加え、医学的情報や業務内容を総合的に考慮した柔軟な判断が求められる。すなわち「唯一の正解」ではなく、職務適性や安全配慮をどのように考えるか、その姿勢やプロセスが重要となる。医療においては、自らの判断結果を振り返り、次に活かすことが不可欠であり、産業保健の現場においても判断を個人の経験に閉じず、症例カンファレンスや相談体制を通じて共有・検証する仕組みが必要である。本セッションは、こうした実践の場を学会に持ち込み、参加者全員が共に考え、議論し、学び合う機会として企画した。
【主なターゲット】
・若手の産業医、経験の浅い産業医・産業保健スタッフ
・日常業務で困難事例に直面している産業医・産業保健スタッフ
・復職可否や就業措置に関する相談を担う保健師、看護師、ほか産業保健スタッフ
・若手の指導に関心・意欲のある産業医
【方法】
本セッションでは、メンタルヘルス関連疾患を除く複数の症例を提示し、症例ごとに以下のような段階的な検討を行う。フロアの方には症例は学会会場にて提示する。
1.関連のある疾患に関する基本的情報を共有する。
2.検討する事例を提示する。
3.登壇する各産業医が自分の従事している事業所を想定して、事業場の背景や業務内容などからどのように考えるかを発表してもらう。
4.追加の情報を提示し、あらたな展開に対してどのように考えるかを発言してもらう。
5.最後に、復職や就業措置の判断根拠や考え方について議論する。
ファシリテーターが議論をリードし、壇上およびフロアからの質問や意見を取り入れる。判断における姿勢や意思決定プロセスを共有する。
【このセッションで想定される期待】
討論を通じて、以下の視点が共有されることが期待される。
・疾患特性、治療法、個人差を踏まえた現実的な就業配慮(治療と就労の両立)
・限られた時間で産業医が判断をする工夫(専属常勤産業医と月1 回程度の嘱託産業医の違い)
・上司や人事との合意形成に必要な説明・調整のポイント(大企業・中小企業における対応の違い)
・労働者本人の意欲や就労条件と医学的リスクの両立(業務内容に応じた判断)
・保健師・看護師を含むチーム連携のあり方(産業保健スタッフの有無による対応)
・「唯一の正解」を求めるのではなく、多様な視点を比較し合うことの意義
【登壇予定者】敬称略
岡田 優基 (医)正名会 池田病院
坂本 史彦 センクサス産業医事務所 IOH 総合メディカル(株)
島田 航 神栖産業医トレーニングセンター
武田 康 川崎車両(株)
友永 泰介 産業医科大学 生態科学研究所 呼吸病態学
西尾 仁 川崎車両(株)
原田 秀人 りそな銀行
原田 みりい トヨタバッテリー(株)
松山 和史 阪急電鉄(株)
