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シンポジウム17 労働安全衛生規則改正に伴う罰則付き義務化を受けた、現場における熱中症対策の実際

2026年5月30日(土) 16:10 〜 18:10
第2会場
座長: 齊藤 宏之(独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所), 加部 勇(株式会社クボタ 筑波工場)
 近年,地球温暖化も相まって,夏季の熱中症が社会問題化して久しい状況である。2024年には熱中症による死亡者が初めて2000人を超え,もはや災害と言っても過言ではない。熱中症による不幸な災害を起こさないためには,熱中症についての知識を持ち,熱中症を防止するための有効な対策や,熱中症になってしまったときの対処を的確に実施することが非常に重要である。
 このような状況に対処するため,厚生労働省では労働安全衛生規則を改正し,「早期発見,早期対処」を主眼とした事業所での熱中症対策について,2025年6月1日付けで罰則付きで義務化された。これにより,暑熱作業を有する全ての事業者に熱中症対策が義務付けられ,各事業所では対応が急務となっている。
 実際に熱中症災害を防止するためには法令への対応にとどまらず,熱中症対策を多方面から的確に実施していくことが求められる。厚生労働省では通達や「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」,「職場における熱中症防止のためのガイドライン」等にて,実施すべき対策を示しているが,実際には取りうる対策に制限がある現場も多々あることが想定され,対策は容易ではない。そのような状況で有効な熱中症防止対策を講じていくためには,実際にどのような対策を行うべきかについて,知見の集約と整理が求められている。
 本シンポジウムではそのような観点から,熱中症が多く発生している業種から3名の演者にご登壇いただき,実際にどのような対策を行っているか,どのような課題があるか等についてご紹介いただくこととした。建設業からは鉄建建設株式会社の伊津野信之様より,「改正労働安全衛生規則施行に伴う建設現場での熱中症対策について」,製造業からはENEOS株式会社の持田伸幸様より「石油化学プラントにおける熱中症対策の取り組み」,警備業からは(一社)全国警備業協会・株式会社セシムの佐々木誠様より,「警備業における熱中症対策について」,それぞれご講演いただく。ますます厳しさを増す夏の暑熱作業現場における熱中症対策について,改めて考えていただく機会となれば幸いである。

[S17-1]改正労働安全衛生規則施行に伴う建設現場での熱中症対策について

伊津野 信之 (鉄建建設株式会社 本社安全推進室)
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[S17-2]石油化学プラントにおける熱中症対策の取り組み

持田 伸幸 (ENEOS株式会社)
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[S17-3]警備業における熱中症対策について

佐々木 誠1,2 (1.(一社)全国警備業協会, 2.株式会社 セシム)
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