セッション詳細
企画運営委員長企画パネルディスカッション3 復職・就業措置の判断に難渋する事例検討会 3:見えにくい特性が判断を揺らすとき、多職種で導き出す着地点
2026年5月30日(土) 10:15 〜 12:15
第1会場
座長: 岩根 幹能(日本製鉄関西製鉄所/NSメディカル・ヘルスケアサービス)
産業保健スタッフが求める就業配慮の目的は、当該労働者本人を守ることと、所属組織のチーム力最大化との両立である。そのために産業保健スタッフは、医学的妥当性、職場の現実性、法的妥当性を念頭に、実に多様な情報を統合して就業配慮の要否判断を下している。それは身体的疾患でも精神的疾患でも同様であるが、後者の判断で苦労することが多いであろう。メンタルヘルス不調の原因は目に見えないし、客観的指標が極めて限られるからである。
会社とは上司・同僚と協調しながら業務成果を出すことが求められる場所である。しかしながら、何らかの理由で協調できない、または業務成果を出すことができない労働者が存在する。前者はパーソナリティが、後者は知的水準や発達が原因のことがある。精神科主治医は2次的に生じる不安や抑うつへの治療をするが、1次的な理由について産業保健スタッフと情報共有することは少ない。
パーソナリティ症(PD)の場合、産業保健スタッフは問題となる行動からPDであることを認識できるが、どのように対応していくかの道筋を見出すことに困難を感じるであろう。一方、知的水準や発達が原因の場合、そのこと自体を本人自身、周囲、産業保健スタッフも気づけていないことが少なくない。
今回、これらの特性を背景とした事例を通じて、産業医・保健師・専門医・法律家が協働で事例を解釈し、解決方法を見出していく。
<演者>
〇喜多岡 蓮美(住友電設株式会社 健康管理室 室長、保健師・公認心理師)
急性期医療、製造業における産業保健看護職を経て、2019年より現所属にて健康管理室立ち上げに従事。2022年より室長。
〇菰口 高志(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士)
2007年東京大学法学部卒業、2010年早稲田大学大学院法務研究科修了、2018年Duke University School of Law卒業、2018~2019年Winston & Strawn LLP, New York Office。日本産業保健法学会(理事)、経営法曹会議(会員)、日本労働法学会(会員)
〇花谷 隆志(花谷心療内科クリニック 院長)
略歴は「教育講演:職場における自己愛性パーソナリティ症の理解と対応~初学者に向けて~」を参照
〇藤並 潤(江崎グリコ株式会社 産業医)
2006年京都府立医科大学卒。2024年より現職。医学博士、産業衛生専攻医、総合内科専門医、神経内科専門医、脳卒中専門医。
〇岩根 幹能(日本製鉄関西製鉄所 産業医、NSメディカル・ヘルスケアサービス 副理事長)
1992年産業医科大学卒。医学博士。
会社とは上司・同僚と協調しながら業務成果を出すことが求められる場所である。しかしながら、何らかの理由で協調できない、または業務成果を出すことができない労働者が存在する。前者はパーソナリティが、後者は知的水準や発達が原因のことがある。精神科主治医は2次的に生じる不安や抑うつへの治療をするが、1次的な理由について産業保健スタッフと情報共有することは少ない。
パーソナリティ症(PD)の場合、産業保健スタッフは問題となる行動からPDであることを認識できるが、どのように対応していくかの道筋を見出すことに困難を感じるであろう。一方、知的水準や発達が原因の場合、そのこと自体を本人自身、周囲、産業保健スタッフも気づけていないことが少なくない。
今回、これらの特性を背景とした事例を通じて、産業医・保健師・専門医・法律家が協働で事例を解釈し、解決方法を見出していく。
<演者>
〇喜多岡 蓮美(住友電設株式会社 健康管理室 室長、保健師・公認心理師)
急性期医療、製造業における産業保健看護職を経て、2019年より現所属にて健康管理室立ち上げに従事。2022年より室長。
〇菰口 高志(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士)
2007年東京大学法学部卒業、2010年早稲田大学大学院法務研究科修了、2018年Duke University School of Law卒業、2018~2019年Winston & Strawn LLP, New York Office。日本産業保健法学会(理事)、経営法曹会議(会員)、日本労働法学会(会員)
〇花谷 隆志(花谷心療内科クリニック 院長)
略歴は「教育講演:職場における自己愛性パーソナリティ症の理解と対応~初学者に向けて~」を参照
〇藤並 潤(江崎グリコ株式会社 産業医)
2006年京都府立医科大学卒。2024年より現職。医学博士、産業衛生専攻医、総合内科専門医、神経内科専門医、脳卒中専門医。
〇岩根 幹能(日本製鉄関西製鉄所 産業医、NSメディカル・ヘルスケアサービス 副理事長)
1992年産業医科大学卒。医学博士。
