セッション詳細
シンポジウム15 政策法制度委員会シンポジウム「チームで成果を上げる産業保健-多様な専門職種との連携」
2026年5月29日(金) 15:50 〜 17:50
第5会場
座長: 橋本 晴男(橋本安全衛生コンサルタント合同会社), 佐々木 那津(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)
本シンポジウムは、日本産業衛生学会政策法制度委員会の企画として、「チームで成果を上げる産業保健―多様な専門職種との連携」をテーマに開催する。第99回日本産業衛生学会の大会テーマは「すべての働く人への産業保健―実践と学術の協働で挑む―」であり、産業保健をより広く社会に展開していくためには、従来の産業保健専門職のみならず、多様な専門職との連携を視野に入れた新たな実践の枠組みが求められている。また、政策法制度委員会は2024年に提言「産業保健サービスを小規模事業場(従業員数50人未満)へ提供するために」を公表し、とりわけ小規模事業場における産業保健体制の強化に関心を寄せてきた。
産業保健の実践には、産業医、産業看護職、産業衛生技術職、産業歯科職などの専門職が中心的役割を担ってきたが、近年、職場の健康課題は身体的・心理的・社会的側面を含めて複雑化しており、より多様な専門性の関与が必要となっている。特に中小事業場では産業保健専門職の配置が十分でない場合も多く、既存の専門職に加えて他領域の専門職との協働により、労働者の健康支援を補完していく視点が重要となる。
本シンポジウムでは、産業保健に関わる「他の専門職種」として、労働衛生コンサルタント(技術系)、社会保険労務士、心理職(臨床心理士・公認心理師)、理学療法士の4職種を取り上げる。宇田氏は技術系専門職の立場から、化学物質管理などの作業環境リスクへの対応における専門性と、その役割の可視化が多職種連携に果たす意義について論じる。丸山氏は社会保険労務士として、人事労務と産業保健の接点に焦点を当て、休復職支援などの実務における連携の可能性を提示する。大塚氏は心理職の視点から、職場のメンタルヘルス対策における心理専門職の役割と、ストレスチェックや相談対応を通じた他職種との協働のあり方を検討する。さらに加藤氏は理学療法士の立場から、身体機能や作業動作の観点に基づく健康支援の実践を紹介し、筋骨格系障害予防などにおける産業保健チームへの貢献の可能性を示す。
本シンポジウムでは、これらの発表を通じて、産業保健専門職と他領域の専門職がどのように役割を補完し合い、協働によって産業保健活動を発展させ得るのかについて議論する。特に、産業保健資源が限られる中小事業場において、多様な専門職との連携がどのように産業保健の質の向上につながるのかという視点から、今後の連携の可能性と課題を検討する機会としたい。
ご参加の皆様には、中小の事業場に関わる専門職としての立場、具体的には月に短時間訪問するような実態と思われる産業医、産業看護職、産業衛生技術者などとして、各演者のような多様な専門職種とどのように協働して事業場の産業保健を向上させることができるのか、その関係性をさらに継続・発展させるにはどのようにしたら良いのか、といった問題意識を持って一緒にご議論を頂けると幸いである。
産業保健の実践には、産業医、産業看護職、産業衛生技術職、産業歯科職などの専門職が中心的役割を担ってきたが、近年、職場の健康課題は身体的・心理的・社会的側面を含めて複雑化しており、より多様な専門性の関与が必要となっている。特に中小事業場では産業保健専門職の配置が十分でない場合も多く、既存の専門職に加えて他領域の専門職との協働により、労働者の健康支援を補完していく視点が重要となる。
本シンポジウムでは、産業保健に関わる「他の専門職種」として、労働衛生コンサルタント(技術系)、社会保険労務士、心理職(臨床心理士・公認心理師)、理学療法士の4職種を取り上げる。宇田氏は技術系専門職の立場から、化学物質管理などの作業環境リスクへの対応における専門性と、その役割の可視化が多職種連携に果たす意義について論じる。丸山氏は社会保険労務士として、人事労務と産業保健の接点に焦点を当て、休復職支援などの実務における連携の可能性を提示する。大塚氏は心理職の視点から、職場のメンタルヘルス対策における心理専門職の役割と、ストレスチェックや相談対応を通じた他職種との協働のあり方を検討する。さらに加藤氏は理学療法士の立場から、身体機能や作業動作の観点に基づく健康支援の実践を紹介し、筋骨格系障害予防などにおける産業保健チームへの貢献の可能性を示す。
本シンポジウムでは、これらの発表を通じて、産業保健専門職と他領域の専門職がどのように役割を補完し合い、協働によって産業保健活動を発展させ得るのかについて議論する。特に、産業保健資源が限られる中小事業場において、多様な専門職との連携がどのように産業保健の質の向上につながるのかという視点から、今後の連携の可能性と課題を検討する機会としたい。
ご参加の皆様には、中小の事業場に関わる専門職としての立場、具体的には月に短時間訪問するような実態と思われる産業医、産業看護職、産業衛生技術者などとして、各演者のような多様な専門職種とどのように協働して事業場の産業保健を向上させることができるのか、その関係性をさらに継続・発展させるにはどのようにしたら良いのか、といった問題意識を持って一緒にご議論を頂けると幸いである。
