セッション詳細
シンポジウム2 職場における感染対策の現状と喫緊の課題:海外からの就労者の結核問題を含めて
2026年5月28日(木) 16:00 〜 18:00
第2会場
座長: 河津 雄一郎(株式会社平和堂 健康サポートセンター/独立行政法人労働者健康安全機構 滋賀産業保健総合支援センター), 中西 一郎(東レ株式会社滋賀事業場健康管理センター)
職場における感染症対策は、産業保健活動の中核をなす重要なテーマである。わが国では、結核をはじめとする感染症対策が労働者の健康管理制度の形成に深く関わってきた歴史があり、事業者による健康診断の実施や職場防疫の考え方は、今日の産業保健の基盤となっている。一方で、21世紀に入り、国際的な人の往来の拡大、外国人労働者の増加、新興・再興感染症の出現などにより、職域における感染症対策は新たな局面を迎えている。
本シンポジウムでは、まずインバウンド関連感染症や今後想定される新興感染症を俯瞰し、ポストコロナ時代において産業医に求められる役割と平時からの備えについて整理する。次に、大阪市における結核対策の実践を通じて、外国人労働者を含む結核対策の現状と課題、行政が果たす役割、治療完遂に向けた支援の実際を共有する。さらに、職場における感染症対策の歴史的変遷と、近年の法制度や社会環境の変化を踏まえ、産業医・産業看護職が担うべき実践的対応について考察する。
結核は低蔓延国となった現在においても、外国出生者の増加という新たな課題を抱えており、輸入感染症としての視点を含めた対応が求められている。また、新興感染症に対しては、不確実な情報の中で科学的根拠に基づく判断を行い、企業活動と労働者の健康を両立させる産業保健の専門性が一層重要となる。
本シンポジウムが、職域における感染症対策を過去から現在、そして将来へとつなげて再考する機会となり、現場での実践に資する議論の場となることを期待したい。
本シンポジウムでは、まずインバウンド関連感染症や今後想定される新興感染症を俯瞰し、ポストコロナ時代において産業医に求められる役割と平時からの備えについて整理する。次に、大阪市における結核対策の実践を通じて、外国人労働者を含む結核対策の現状と課題、行政が果たす役割、治療完遂に向けた支援の実際を共有する。さらに、職場における感染症対策の歴史的変遷と、近年の法制度や社会環境の変化を踏まえ、産業医・産業看護職が担うべき実践的対応について考察する。
結核は低蔓延国となった現在においても、外国出生者の増加という新たな課題を抱えており、輸入感染症としての視点を含めた対応が求められている。また、新興感染症に対しては、不確実な情報の中で科学的根拠に基づく判断を行い、企業活動と労働者の健康を両立させる産業保健の専門性が一層重要となる。
本シンポジウムが、職域における感染症対策を過去から現在、そして将来へとつなげて再考する機会となり、現場での実践に資する議論の場となることを期待したい。
[S2-2]大阪における結核対策の過去と現在・外国人労働者への対応:行政が担う感染症対策の最前線
小向 潤1, 大野 利佐子1, 淺野 瑞穂1, 江川 裕子1, 堂本 香代子1, 津田 侑子1, 康 史朗1, 井村 元気1, 森 裕1, 岡田 めぐみ1, 廣川 秀徹1, 中山 浩二1, 吉田 英樹2 (1.大阪市保健所, 2.大阪市健康局)
