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[I-CPD1-3]大阪府下の学校心臓検診の現状とデジタル化にむけて

青木 寿明 (大阪母子医療センター 循環器内科)
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キーワード:

学校心臓検診、大阪、アナログ

大阪府下の学校心臓検診では、一部自治体で電子媒体による判読が導入されているものの、多くはいまだ紙媒体による運用が継続されている。近年、判読医師の働き方改革や専門医リソースの減少により、学校心臓検診体制そのものの維持が困難となる可能性が懸念されている。過去には、判読体制維持が危ぶまれる状況も経験した。

一方、国では学校健診PHR化や医療DX推進が進められているが、大阪府下では自治体ごとに運用方法が大きく異なり、デジタル化はまだ限定的である。現在、大阪府下自治体における学校心臓検診の実施体制、判読方法、精度管理体制、データ管理方法などについて現状把握を進めている。

今後は、Cloud PACSを用いた遠隔判読、MFERなどの波形データ保存、AIによる自動診断支援、民間送達サービスやPHRとの連携などを含めた新しい学校心臓検診体制の構築が必要と考えられる。大阪府全体として標準化を進め、限られた人的リソースでも持続可能な学校心臓検診体制を構築していくことが重要である。