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[I-P10-10]匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)オープンデータから見た経皮的弁形成術・血管形成術の動向

富田 英 (昭和医科大学病院)
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キーワード:

JCIC レジストリー、NDBオープンデータ、カテーテル治療

【目的】NDBオープンデータに登録されている経皮的弁・血管形成術の頻度をJCICレジストリーのデータと比較すること。【対象と方法】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177182.htmlに公開されている2014-2024年のオープンデータから、経皮的弁形成術と血管形成術の年次推移を抽出し、このうち同時期の解析結果が公開されている2016-2021年のJCICレジストリ(JCIC-R)における同様のデータを比較した。【結果】2016年から2021年における経皮的大動脈弁形成術はNDB総数/NDB20歳未満/JCIC-Rの順に4671/179/258, 肺動脈弁形成術は同様に1862/1862/1900、大動脈形成術は866/866/871、肺動脈形成術は36366/6091/6061、胸部血管形成術は1567/1567/3565であった。肺動脈弁形成術、大動脈形成術、胸部血管形成術はNDBの総数と20歳未満が一致しているにも関わらず、JCIC-RではNDBの2.3倍の胸部血管形成術が報告されていた。大動脈弁形成術は同時期に65歳以上に対して4334件、肺動脈形成術は15835件、行われているが、NDBの20歳未満に限れば肺動脈形成術のJCIC-Rとの差は小さかったが、大動脈弁形成術ではJCIC-RはNCDの1.4倍であった。【考察と結語】経皮的肺動脈弁形成術、大動脈形成術、肺動脈形成術はNDB20歳未満とJCICで良好に一致した。JCIC-RがNDBより多い要因としては、NDBでは1)同時に施行した複数の部位に対する血管形成術のうち保険点数の高い部位として算定された、2)同時に施行された複数の手技のうち、保険点数の高い手技として算定された、などが考えられる。経皮的大動脈弁形成術と同時に施行する可能性が高い保険点数の高い手技、部位などはなく、本手技がJCIC-RでNDBより多い要因は不明であった。