講演情報

[I-SY3-1]成人先天性心疾患における新規心不全治療薬の有用性と課題

杜 徳尚 (岡山大学 循環器内科)
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キーワード:

成人先天性心疾患、心不全、薬物治療

成人先天性心疾患(ACHD)診療において、心不全治療薬の選択は変わりつつある。ARNIやSGLT2阻害薬は成人の心不全で確立された治療であるが、ACHDでは病態が多様であり、そのまま当てはめることには難しさがある。一方で、体心室右室に対してもGDMTを考慮することが2025年に発刊された北米のガイドラインに記載されるなど、治療の考え方にも変化がみられる。実臨床ではFontan循環を含め、これらの薬剤が用いられる場面は増えているものの、使い方に迷うことも少なくない。本講演では、これまでの報告と自験例をもとに、新規心不全治療薬の使い方と限界を整理し、病態に応じた導入のタイミングについて考えたい。